引き戸に取手を取り付けました
指をかけるところがなく、開け閉めに力が要る引き戸でした。戸はそのままに、握りやすい高さへ縦型の取手を取り付けています。お使いになる方の背丈に合わせて位置を決めるので、腰をかがめずに開けられます。戸ごと交換すれば十万円単位ですが、取手だけなら比べものになりません。
施工例
戸を替えずに取手だけ。傷んだ一部屋だけ。必要なところだけ手を入れれば、費用はぐっと下がります。反対に、床のように下から直さないと同じことをくり返すものもあります。どこまでやれば足りるのかを見極めるのが、大工の仕事です。
指をかけるところがなく、開け閉めに力が要る引き戸でした。戸はそのままに、握りやすい高さへ縦型の取手を取り付けています。お使いになる方の背丈に合わせて位置を決めるので、腰をかがめずに開けられます。戸ごと交換すれば十万円単位ですが、取手だけなら比べものになりません。
アルミサッシでも木製の建具でも、下地を見て付け方を変えれば取手は付きます。網戸やレールが当たらない位置を選び、ねじが効くところまで確かめてから取り付けます。太さは手のひらでしっかり握り込めるものを選びました。握力が落ちてきた方でも、指先でつまむのではなく手全体で引けます。
お風呂のリフォームで「冬が寒いから窓を小さく」とご希望があり、サッシを半分に作り替えました。窓を小さくすると両側に板金が出て目立ちます。そこを隠しながら、防犯にもなるように格子を付けました。既製品が入らない寸法なので、その窓に合わせて作っています。
歩くとぐわぐわと沈む床でした。表面だけ張り替えても、また同じことになります。はがしてみると、下で床を支える根太(ねだ)が傷んでいました。配管をよけながら新しい根太を組み直し、その上に床板を張っています。真ん中の写真が、その下地です。閉じてしまえば二度と見えないところですが、ここが持つかどうかで、次に傷むまでの年数が変わります。
もとはただの壁でした。奥行きを測って、壁の中に収まる形でげた箱を作っています。扉を閉めれば、また壁に戻ります。廊下は狭くなっていません。棚板の高さは、ブーツが立つところと、普段のくつを詰めて並べるところで変えてあります。買ってきた家具を置くのとは、そこが違います。
「服がしまいきれない」というご相談でした。壁一面を使って、後からクローゼットを作っています。天井までいっぱいに取ると上の段が使えなくなるので、手の届く高さで区切りました。引き戸ですので、開けるのに手前の場所が要りません。後から付けたものでも、はじめからあったように納めます。
これは自分の家でやったものです。壁の下地を探して、猫が上り下りできる棚を段違いに取り付けました。ただ棚を並べるのではなく、猫が歩く順に高さを決めます。飛び移れない間隔だと、使ってくれません。扉には出入り口を付けています。枠は既製品ですが、扉に穴を開けてまわりをきれいに納めるのは大工の仕事です。扉を閉めたまま、猫だけが行き来できます。